高松センチュリーホテル
- 施主
- 高松センチュリーホテル
- 用途
- ホテル
- 床面積
- 3,647m²
- 構造
- 鉄骨造
- 所在地
- 香川県高松市
- 建築面積
- 668.63m²
- 階数
- 地上6階
―耐震と合理化をすすめ、快適で使い勝手の良くなった駅前ホテル
香川県の高松駅から徒歩3分に、戦後から家族経営の経済的なホテルである。
増改築する以前は、3棟からなり、中央棟だけが新耐震以後であり、両側の棟は古く、耐震が検討されていた。
調査を進めた結果、この2棟を耐震化する合理性がないのと、宴会場部分を無くすという経営方針に転換していただいた。
結果、1棟は完全撤去して駐車場に、その棟にあったロビーなどは、既存のところに移設するという大シャッフルし、残り1棟に既存のELV、階段を活かす形で、客室を増築するという大工事であった。にもかかわらず、休業期間は、わずか3か月であった。
部屋の大きさは、14.5㎡W=1400のベッドが標準だ。この大きさは、一人で眠るには十分過ぎるぐらいゆったりしていて、より経済性を求めるカップルにも対応可能で、評判がよいというのは、我々の実績で証明されてきたので、今回も採用した。
経済的なホテルだが、快適性を求め、1階の大浴室やロビーと一体運用できる食堂、ロッカーなど、合理化され導線により、安全・安心で運営しやすいホテルとなった。