ArchitectS Officeについて

Philosophy

建築は、クライアントのもの、設計者はその憑依に過ぎない

建築は、クライアントのものです。クライアントの思いを具現化するために、建築家はその憑依に過ぎません。法律、技術、造形に卓越したプロとして、サービスを提供する立場です。奇妙な人を驚かすことがデザインではありません、アーキテクツオフィスは、オーソドックスで良いというものを大切に造り続けてきました。それは、小さなインテリアから大きなビルまで変わることはありません。

場所、素材、そして、ディテール

建築は、その場所に根差しています。その土地の空気、光、匂いを感じ、そこを手掛かりの一つとして、設計が始まることが多いです。構成する素材を大切にします。それは、豪奢な材料を使うということではなく、可能な限り自然に変化していくものを用いることです。結果、長持ちして、ライフサイクルコストとして、ローコストとなります。そのためにも、ディテール（細部）を丹念に造ることを大切にしています。

歴史、保存・再生、２２世紀へ

その土地、人、まったく新しいということはありません。生きてきた人々の歴史・思い、そこの土地の歴史を大切にしたいと思っています。物理的な建築の保存・再生はもちろんとして、その人々の思い・哲学を２２世紀へ繋げていけたらと思っています。