設計の流れ

PHASE Ⅰ(相談・調査)

「少しでも、ご興味、お話を聞いてみたい」とお思いになったら、
まずは、メール、お電話等で、ご連絡をください。

住宅(新築)の場合;可能ならば、事務所にお越しください。
ざっくばらんのご要望や希望をお聞かせください。
保存・改修の場合;現地にてお話等をお聞かせください。
設計の価値観が合うかどうかなので、お気軽にお話をお聞かせください。(無料です)

PHASE Ⅱ(基本方針のご提案)

PHASE1にて、「提案を見てみたい」と思ったら、
基本方針をご依頼してください。

敷地条件、法的制限、既存の価値観などを考えて、ご提案したいと思います。
これにかかる時間は、ケースバイケースですが、数週間を頂くことが多いです。
基本的に、「敷地の声」に耳を傾けることが大切だと考えておりますので、
敷地を見せていただいてから、提案させていただくことが多いです。

この基本方針のご提案の費用は、住宅で約100,000円(税別)+経費程度です。
後に、設計契約を結んだ場合には、設計監理料から差し引きます。

PHASE Ⅲ(設計契約)

PHASE2の基本方針が立ちましたら、設計契約を結びます。
日本建築家協会の一般的な書式にてする場合が多いです。

設計料は、住宅の場合、延床面積にて、おおよそ以下の目安です。
30坪以下 目標工事費の15%程度、30坪以上の場合12%程度をお願いすることが多いです。
(許認可の公租課税の実費は、別途となります)
商業施設、改修の場合、個々の事例で差が大きいのですが、
目安として、概ね工事費の8%程度です。

PHASE Ⅳ(設計のまとめ 見積 許認可)

お打合せを重ねて設計をまとめます。

  • 工期が厳しい場合・工事費の予測が難しい改修の場合
    ある時点で、概算見積もりを行い、工事費等の確認をしながら、設計をまとめていきます。
  • 複数の施工会社に見積もり依頼する場合
    見積もり用図面(構造計算、設備図等も含む)を作成し、施工会社に依頼いたします。
    施工会社の制約はありません。

工事費だけでなく、姿勢や対応能力などを助言させていただいて、
最終的に、お施主さまのご判断にて、工事契約を結びます。

PHASE Ⅴ(工事監理・検査)

管理は、施工現場の監督さんなどを示します。
監理は、図面通りに施工されているかを確認する作業を示します。
日本の場合、施工用の図面・段取りは、施工者の区分になってしまっています。
実際の物として出来上がいくために、とても、大切な行為ですので、
我々は、現場にての確認作業などを大切にしたいと考えています。
途中段階での検査や完了検査が終えましたら引き渡しです。

PHASE Ⅵ(アフターケアー)

竣工後、不具合等が発生した場合、施工会社とともに、随時対応します。
よくあるのは、扉の開閉、設備の効き具合などです。
四季を通して、状況を確認してもらうようにお願いしております。

ホテル・旅館でも住宅でも、竣工後、数年経過して、
増築や改装のご相談をよく受けます。
長いお付き合いをさせてもらっているお客様が多いです。