キタニ本社 ホール

手作り・素材・伝統

高山は、江戸時代、税金をその匠の技を都で披露することによって納めていたという。
今、尚その伝統は、職人の技に受け継がれている。北欧家具を製作するこの工房では、手作りでしか作りえない難しいフィンユールの家具が生み出されている。

その職人の技を発揮できるべく、静かな佇まいを持ち、柔らかな素材で覆われているように設えた。すなわち、木の床・壁、木ルーバー、煉瓦、どれも、簡素だが自然の素材である。

ガラスと木格子で覆われたホールは、日常は、ショールーム、仕分け場であるが、時に、コンサート会場、展覧会場など、地元の人々との接点となる場としても提供されている。