Tama Club House

蒼い瞑想空間

故人、先祖を敬い霊園に足をむける気持ちは、昔も今も変わりはない。
しかしながら、その向き合い方は、時代とともに変わっていく。
墓石デザインにしても、荘厳で立派なというより、故人の個性を表し、親しみやすくなっている。また、いずれ、この墓の形式も変わっていくと思う。

幽霊の気配などどこにも感じることのない現代的の霊園の中心に位置して、鉛直方向の移動を支えるＥＬＶ、階段の機能を含む休憩所である。ハイキングのような気分で訪れて、この真っ蒼のガラスブロックに4面で包まれた空間で日常とかい離し、瞑想したい気分やした気分になる。
朝陽、夕焼け、それぞれに全く異なるたこの光の質において、素直な宗教的空間の表現を得ようとした。